『イングロリアス・バスターズ』で気になった点

素晴らしい作品。タラ監督すでに巨匠の風格。

メモ的に気になった点を箇条書き
・フランス人農夫の家の中で紹介された3人娘。ひとりだけ意味有りげにアップで撮っていたような気がしたんだけど、あれってショシャナ?すぐ退場しちゃうから一瞬迷った…。でも違うか。第1幕ではランダ大佐と顔を合わせてない(逃げる後姿しか見られていない)っていうことだもんね。勘違いかもしれないけど、でも…。
・虐殺された同胞の怨み、殺人を犯すことへの恐怖、復讐を果たすことができる喜び、の全てを込めたユダヤの熊(イーライ・ロス)の涙目。
・捕らえたナチをバットで撲殺するシーン。頭部に直撃する瞬間よりも、クレーンアップした後のロングショットの方がおぞましい。映画的に良い意味で。
・ランダ大佐の演技は素晴らしいのだが、時折、喋ってる途中でハッと我に返ったように胸の勲章に手を当てるのは、彼(クリストフ・ヴァルツ)のアドリブなのか?シナリオにそうあるのか?
・あの英雄役の彼は、ジェイソン・ボーン最終作にワンシーンだけ出てた彼か!

予告編